choverica!

絵や日常をカオス風味で。

2012年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2012年08月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

はらだみずき「ヘブンズ・ドア」

icon
icon

さえない人生を送ってきた28歳の勝人は、突然、末期の脳腫瘍と診断され、即入院に。
そんな勝人の前に、幼い頃からずっと病院で過ごしてきた、同じく余命わずかの14歳の春海が現れる。
2人は、病院の駐車場に偶然停まっていた車を盗んで、海へ向かう。
車には、拳銃と大金が積まれていることも知らずに…。

生まれて初めて、真っ直ぐに人生と向き合い、“生ききろう”とする勝人と春海―。
映画『ヘブンズ・ドア』小説版。


長瀬智也出演の同名映画の小説版。絶版なので図書館で借りた。
映画版の駄メモはこちら

なんかすんごい薄っぺらい本だったんだけど、(物理的な意味で)
特に勝人のキャラクターを補間するような、幼少期の飼い犬との思い出、
思春期の父との確執、彼女との関係の破綻、そして母への想いなどなど
映画に無いエピソードがいっぱいあって、より勝人という人物がわかった気がする。
思ったより人生経験豊富なんだなーっていうのも感じた。

あと二人を追っかける中年刑事の家庭事情が違ったり、
映画ではカッコよく大立ち回りを演じた辺見さんも小説版ではそうでもなかったり
何より違うのは勝人と春海の旅の後始末の部分。
勝人のささやかな人生の集大成と言ってもいいんじゃないかなー。グッときた。
あと映画では触れられなかった春海のその後もあって、キュンときた。

スポンサーサイト

| 小説・ラノベ | 19:57 | comments:1 | trackbacks:1 | TOP↑

| PAGE-SELECT |