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飛浩隆「グラン・ヴァカンス」

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某雑誌でこの方の連載作品を読んだので、過去作品も洗ってみようと借りたもの。

…いまさらだけど、輝山は読書感想文が苦手だ。(だから備忘録、と言っているのだけど)
とゆうか、私は人にモノを伝えることが下手糞らしく。私の意図が人にストレートに伝わることが無い。

今回の本、圧倒的な世界観に脳を侵略されてしまったくらいなのだが、本当に何を書いたらいいのかわからない。

うん…と。
とりあえずSFだ。…美しく、残酷で、グロい話だった。
今回は誰かにキャラ萌えしながら読むとかいう事もなく。(むしろそんな読み方は失礼だろう…;)
ただただ大いなる夏休みの壮絶な最後の一夜に没入して読んだ。

仮想空間に存在する<数値海岸>の一画、<夏の区界>。
<大途絶>の後の1000年。置いてけぼりの世界。
そこに住むAI達の諦観にも似た達観。
突然動き出す展開。蜘蛛。絶望。苦痛。

気持ち悪いのに美しいし、明るいのに真っ暗だし、絶望的なのに希望が残されてる感じだし、ううむ…。
三竦みの禁忌…小説の要素全部が不安定で覚束ないから、儚くて美しい、そんな感じ…なのかな。
あんなに残酷な人間も、人間の形を解いて粉々になっちゃうと美しいのです。

うーん…なんか難しいな。とりあえず、続編を読みます。
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