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ドキッ!変態だらけの殺人ゲーム。緋鍵龍彦「断裁分離のクライムエッジ」1~3巻。

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気になる方は1話試し読み→断裁分離のクライムエッジ cut01「眠れる森の姫」

輪番停電になったらTVもPCも使えん!これは漫画を買うしかない!!
と、前から狙ってたクライムエッジ購入。
電池も何も買ってないけど漫画があれば3時間なんてすぐ過ぎる。(オタク思考
結局停電は見送られたんでフツーに読んじゃったけどwww
地震による精神攻撃で沈みがちな空気をクライムエッジがちょきん!と切り裂いてくれました。
むしろ今の時期に買ってよかった。面白い。

* * * * * * * * * * *

過去の名だたる殺人鬼達が残した凶器「殺害遺品(キリンググッズ)」に
選ばれ、受け継いだ子孫「権利者(オーサー)」の、
切れない髪を持つ「髪の女王」をめぐる呪われた殺人ゲーム…。

と書くとかなりスプラッタな感じだが、んなこたない。
主人公とヒロインの学生生活や恋愛模様などが多いのでそんな血生臭くないよ。
何より緋鍵先生の描くキャラは愛嬌がある。みんなカワイイ。

でもって雰囲気が暗くなり過ぎない一番の要因は
"登場人物が変態ばっか!(主人公含む)"
いやー揃いも揃ってみな変態。きっと緋鍵先生も変態(褒めてる)。大変好ましい*´∀`

以下、ネタバレ注意で追記へ。


1巻
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女の髪を切るのが変態的に大好きで、常に鋏を持ち歩く中学生・灰村切は、
帰宅途中に洋館で黒髪超ロングの少女・武者小路祝と出会う。
切りたくてうずうずするけど、彼女の髪はどんな刃物でも切る事の出来ない呪われた髪だった。
…初対面の女の子の髪にもふっとするとか…かなりです。
てゆーか、わしわしされてとろーんってなっちゃう祝ちゃんがまたエロい。

"髪が女の命なら、今すぐ殺して欲しい…"
"呪われた"髪のせいで悩み、不遇な環境に置かれている祝に、自分は何もできないのか。
悩む切に、祖父から聞かされる灰村家の暗い過去、最悪の殺人鬼、凶器の鋏…。

ここから髪が切れるまでの流れは非常にロマンチックというか…印象的です。


2話からは祝ちゃん中学生デビュー!
小学生サイズの祝ちゃん、中学生だったんだー切と同い年なんだー、へー、中学…。
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ら…ランドセル登校…だとぅっ!?◎◇◎;
これは緋鍵先生GJとしか言いようがない。ありがとう、萌え的にありがとう…。
細かいけど、この後の「灰村の怒りが有頂天に」の台詞がウケました。
頂点じゃなく"有頂天"…あながち間違いじゃない気がするwww

ただ、「髪の女王」の髪が切れちゃったことに「権利者」病院坂姉妹は戸惑う。
今まで冷戦状態だったゲームが動き始め、
病院坂病子は「昏睡昇天のインジェクション」として、
そして脱獄した「破砕粉壊のスレジハンマ」が祝に襲いかかる…。

切は「髪の女王」専属理髪師だけじゃなく、
殺人鬼の血を引く「断裁分離のクライムエッジ」として
女王の命を狙う敵と戦わなくてはならない、という立場を実感していく。
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女王を殺して願いをかなえたい「権利者」と、ただ女王の髪を切り続けたい「クライムエッジ」。
祝ちゃんの髪を切ると言う行為が切にとってどれだけ大事なことか理解できないと
この先ついていくのは苦しいよ!


2巻
3年生になった切達。殺人ゲームでの立場を知った祝ちゃんはびくびく。
特に襲ってきた病院坂病子ちゃんと同じクラスになってしまったのには危機感。
ただ病子ちゃんはすんごいカワイイ…。
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「権利者」として女王を殺し、叶えたい願いはあるものの、
殺すのはあくまでも最終手段だと語る姉に病子ちゃんも従う。
インジェクションのせいで殺人衝動が高まる病気みたいになってるけど
本当はおねぃちゃんべったりの引っ込み思案な女の子なのです…。
やまねちゃんかわかわ…*´∀`*

気晴らしに出かけたバーには「交響歓喜のピアニシモ」、
客として「判決執行のルールブック」も出てくるけど共に女王の命に興味は無く。
権利者達にもそれぞれの事情や思惑があるようで…

さて、学校はエスカレーター式なので、高等部との交流オリエンテーリング。
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クラスになじもうとする病子ちゃんがいじらしいよ!

お泊り行事ってのは学生にとっちゃ一大イベントですよね…。
切くんもいつになく祝ちゃんとの交流を意識しちゃうところですが、
あれ、あれれ…祝ちゃんの言動が"お前なんかアウトオブ眼中"的な…?
にしたって切くん、「女なんて…死ねばいいんだ」は飛躍が過ぎるww
出会った初日に「浮気はしない!祝ちゃんひとすじでいく!」宣言だったり
切の恋愛思考は妙に一足飛びである…^^;これが…変態の妄想力なのだろうか…ww

精神的に参っちゃった切くんは年上のお姉さんにムチでたたかれ奴隷になっちゃうし、
祝ちゃんはおっきいお友達の集団に襲われちゃうしで大変なことに…。
大変なんだけど大変美味しく頂ける展開となっておりますぺろぺろ。
この展開はどこかの高校生戦鬼を思い出さずにいられないぜぺろぺろ!


3巻
てことで、「愛玩屠殺のペットウィップ」を撃退したクライムエッジ。
ルールブックの攻撃もひとまず回避でき、祝ちゃんのアウトオブ眼中発言も勘違いだと判明。
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なんだかんだでひとまず落着…。しまりのないこの顔が輝山のお気に入り。

後日、パーティの招待を受ける祝と切、病院坂姉妹。
主催は「醜聞(ゴシップ)」。
延々続く殺人ゲームを安全なところから楽しむ特権階級の会員制クラブ。
祝ちゃんの現在の養い親、教授(プロフェッサ)(ロリコン)もここの所属です。

ルールブックとの再会で、”髪を切りたいという自身の欲望のために人を傷つける罪”を指摘される切。
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この闘いでのアクションシーンは見ごたえあった。切がカッコイイぜ!

「髪の女王」の劇と、「醜聞」のトップ・ウィッチー、教授の話を総合すると
昔、とある女王・ゼイヴルファが自分より美しい髪を持つ魔女に嫉妬し罰を与えようとする。
魔女はそんなに髪がうらやましいならと、女王の子々孫々に至るまで永遠に切れない髪を与える呪いをかけた。
呪いの髪のせいで腹の子は死に、自身も狂い、魔女の再来と黒髪の女を虐殺する。
その楽しさに目覚めた女王は、殺人鬼の凶器に特殊能力を与える呪いをかけ、
永遠に終わらない殺人ゲームを作った…。
ということなのだが。

多分、ゼイヴルファは自ら手を下すのではなく殺人を"見聞きする"のが楽しかったのだろう。
(切れない髪だけじゃ「殺害遺品」のように他者への殺意につながらないし。)
なので殺人鬼に永遠に殺人を犯させる仕組みを作ったのだろうが、
徐々に権利者たちの目的は"快楽殺人"から"女王を殺し願いを叶える"ことにシフトチェンジしている。
現在の女王はゲームが続くことを望んではいないし、
クライムエッジも殺人鬼の本分を失い、髪を切ることに執着している。
時代の流れとともに変わっていったゲームの形がどう結末を迎えるのか楽しみです。

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あと切と祝もどんどん深みにはまってってるのでこちらも大層楽しみです。
要所要所で先生の描く舌がやたらエロい…ぺろぺろ。
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